モリオン(黒水晶)の価値と値段相場は?原石の価格、原産国、硬度、英語の別名など基礎知識まとめ
最強の魔除けの石として知られる、モリオン(黒水晶)。
その漆黒の輝きに惹かれ、「モリオンの価値はどれくらい?」「値段の相場が知りたい」と調べている方も多いのではないでしょうか。
また、ブレスレットや原石の購入を検討するにあたり、その品質や鉱物としての基本情報(原産国、硬度、英語の別名など)を正確に知りたいという知識欲求もあるかもしれません。
モリオンの「価値」には、スピリチュアルな側面と、鉱物・宝石としての市場価値の側面があります。
そして、その「値段(相場)」は、品質、産地、加工形態によって驚くほど幅が広いのが実情です。
この記事では、モリオンの持つ本来の価値から、価格相場、さらには原石の値段、原産国、硬度、英語名といった基礎知識まで、網羅的に徹底解説します。
モリオンの価値を正しく理解するための、辞書的な解説記事としてお役立てください。
- モリオンのスピリチュアルな価値(魔除け)と鉱物的な価値(希少性)
- 値段相場を決める要因(品質、天然か処理か、形状)
- 原石の値段の目安や産地(原産国)による価値の違い
- 価値の高いモリオンの見分け方と選び方
モリオン(黒水晶)とは?その基本的な「価値」

モリオンの価値について語るには、まず「スピリチュアルな価値」と「鉱物としての価値」を分けて考える必要があります。
最強クラスの「魔除け・邪気払い」としてのスピリチュアルな価値

モリオンがパワーストーンとして高く評価される最大の理由は、その強力な「保護能力」にあります。
古くから、悪霊や邪気を祓う石として儀式などに用いられてきた歴史があり、数ある石の中でも最強クラスの魔除け・厄除けのお守りとされています。
持ち主をあらゆるマイナスエネルギー(他者からの悪意、嫉妬、不運、霊的な干渉など)から守り、精神的な安定をもたらすと言われています。
この「絶対的な守護」こそが、モリオンのスピリチュアルな価値の根源です。
鉱物としての価値と希少性

鉱物としてのモリオンは、「水晶(クォーツ)」の一種です。
水晶が地中で形成される過程で、微量のアルミニウムが含まれ、そこに自然界の放射線が影響することで、このような漆黒に色づきます。
光をほとんど通さないほど黒い水晶が「モリオン(黒水晶)」、光を通す褐色〜黒褐色のものが「スモーキークォーツ(煙水晶)」と呼ばれますが、両者の境界は明確ではありません。
かつては良質な天然のモリオンは産出量が少なく、非常に希少価値の高いものでした。
現在では、後述する処理技術の確立や新しい鉱山の発見により流通量が増えましたが、それでも「天然で」「色が濃く」「透明度や照りがある」モリオンは、依然として高い価値を持っています。
モリオンの価値を決める「値段相場」と価格変動の要因

モリオンの値段は、数百円のさざれ石から、数十万円を超える高品質な原石クラスターまで、まさにピンキリです。
この「モリオンの相場」を理解するには、価格を決める要因を知る必要があります。
なぜモリオンの値段はピンキリなのか?

価格差が生まれる主な理由は、「品質(クオリティ)」、「天然か処理か」、そして「形状(加工)」の3つの要素が複雑に絡み合っているためです。
要因1:品質(色の濃さ、透明度、照り)
モリオンの品質は、主に「色の濃さ」で判断されます。
一般的に、光を全く通さないほど黒々としたものが高品質とされます。
ただし、ただ黒ければ良いというわけではなく、表面の「照り(ツヤ)」や、内包物(インクルージョン)やクラック(ヒビ)が少ない「透明度(※)」も重要な査定ポイントです。
(※モリオンは黒いため「透明度」という表現は不適切に聞こえますが、石のクリアさ、濁りのなさを指します)
要因2:天然(ナチュラル)か照射処理か

現在、市場に流通しているモリオンの多くは、色の薄いスモーキークォーツや水晶に人工的に放射線を照射(Irradiation)して黒く色を濃くした「照射処理モリオン」です。
この処理石は、安価に大量生産できるため、天然のモリオンと比べて価格(相場)は格段に安くなります。
照射処理自体は、宝石の改良として一般的に認められている技術であり「偽物」ではありませんが、価値としては「天然無処理」のモリオンが圧倒的に高くなります。
信頼できる店舗では、天然か照射処理かを明記して販売しています。
要因3:形状(ブレスレット、クラスター、丸玉、原石)
モリオンがどのような形状に加工されているかも、値段を大きく左右します。
ブレスレット(数珠)の相場

最も需要が高いのがブレスレットです。
照射処理の安価なものであれば数千円から、天然で高品質な大玉(12mm以上など)になれば数万円から十数万円になることもあります。
使用する石の品質と玉の大きさで相場が決まります。
モリオンの原石の値段の目安
モリオン 原石 値段 は、その形状(クラスターか単結晶か)と大きさ、品質によって最も価格差が出やすい分野です。
手のひらサイズの小さなクラスター(群晶)であれば数千円からありますが、博物館級の大きさや、非常に希少な形状(例:エレスチャルなど)のものは、数十万円以上の値段がつくことも珍しくありません。
単結晶(ポイント)の原石は、比較的安価な傾向にありますが、チベット産など特定の産地のものは高値で取引されます。
丸玉(スフィア)や置物
加工の手間がかかる丸玉(スフィア)や、彫刻を施した置物も、その大きさと品質に比例して高価になります。
モリオンの基礎知識(鉱物データ)

モリオンの価値を判断する上で、基本的な鉱物データも知っておくと役立ちます。
モリオンの硬度と取り扱い注意点
モリオン(水晶)のモース硬度は「7」です。
これは、ナイフの刃(約5.5)やガラス(約5)よりも硬く、アクセサリーや日常使いにおいて十分な強度を持つことを意味します。
ただし、硬度が高い=割れない、ということではありません。
強い衝撃を与えれば割れたり欠けたりする可能性はありますし、石同士をぶつければ傷がつくこともあります。
また、照射処理されたモリオンは、太陽光(紫外線)に長時間当てると色が薄くなる(退色する)可能性があるため、直射日光が当たる場所での保管は避けるのが賢明です。
モリオン・英語の名称と別名

モリオンの英語表記は「Morion」です。
この語源は、古代ローマの博物学者プリニウスが記した黒い水晶を指す「Mormorion」に由来すると言われています。
和名では、その見たまま「黒水晶(くろすいしょう)」という別名で呼ばれます。
前述の通り、色の薄いものは「スモーキークォーツ(Smoke Quartz / 煙水晶)」と呼ばれ、鉱物学的には明確な区別はありません。
モリオンの原産国と産地による特徴
モリオンは世界各地で産出されますが、原産 国(産地)によって特徴や価値が異なる場合があります。
チベット産

パワーストーンとして非常に人気が高く、価値も高く評価されているのがチベット産のモリオンです。
ヒマラヤ山脈という神聖な場所で採掘されることから、特に強力なエネルギーを持つと信じられています。
流通量が限られているため、他の産地に比べて高値で取引される傾向があります。
ブラジル産

ブラジルは世界有数の水晶産地であり、モリオンも安定して産出されます。
品質の幅が広く、安価な照射処理用の原石から、高品質な天然モリオンまで様々です。
クラスター(群晶)や大きな原石も多く見られます。
山東省(中国)産

近年、市場で流通量が増えているのが中国・山東省産のモリオンです。
漆黒で照りが良く、比較的安価で高品質なものが多いため人気があります。
ただし、その多くは照射処理が施されていると言われています。
その他の産地(ロシア、スコットランドなど)
モリオンの語源に関連すると言われるスコットランドのケアンゴーム山地(ここで採れるスモーキークォーツやモリオンは「ケアンゴーム」と呼ばれる)や、ロシア(ウラル山脈)なども伝統的な産地として知られています。
価値の高いモリオンの選び方
モリオンの基本的な価値や相場を理解した上で、自分にとって価値ある一点を選ぶためのヒントをご紹介します。
用途(お守り、インテリア)で選ぶ
あなたがモリオンに何を求めているかで、選ぶべきものは変わります。
常に身につけてお守りにしたいのであればブレスレットやペンダントを、空間全体を浄化・保護したいのであれば原石クラスターや丸玉といった置物を選ぶのが良いでしょう。
「天然」にこだわるか、「価格」を重視するか

スピリチュアルな価値を追求し、石本来のエネルギーを重視するならば、価格は高くとも「天然(無処理)」のモリオンを探すことをお勧めします。
一方、まずはモリオンの黒いお守りとしての存在感を気軽に試したい、あるいはインテリアとして黒い石を飾りたいという場合は、安価な照射処理のモリオンも選択肢として有効です。
信頼できる専門店で購入する

モリオンの価値(特に天然か照射処理か、産地など)は、見た目だけでは専門家でも判断が難しい場合があります。
購入後に後悔しないためにも、これらの情報をしっかりと明記し、質問にも誠実に答えてくれる信頼できるパワーストーン専門店で購入することが最も重要です。
【まとめ】モリオン(黒水晶)の価値と値段相場は?原石の価格、原産国、硬度、英語の別名など基礎知識まとめ
- モリオンの「価値」は、最強クラスの魔除け・邪気払いというスピリチュアルな価値と、鉱物としての希少価値の二面性があります。
- 市場での「値段(相場)」は、品質、加工形状、天然か処理かによって、安価なものから高価なものまで非常に幅広いです。
- 価格を決める大きな要因は「天然(無処理)」か「照射処理」かで、天然モリオンの方が圧倒的に価値が高く評価されます。
- 品質の価値は、光を通さないほどの「色の濃さ」に加え、「照り(ツヤ)」や「透明度(濁りのなさ)」も重要です。
- ブレスレット、丸玉、原石(クラスターやポイント)など、形状によっても値段は変動し、特に「モリオン 原石 値段」は差が出やすいです。
- 鉱物としての「硬度」は7で比較的丈夫ですが、照射処理のものは紫外線(太陽光)による退色リスクがあるため保管に注意が必要です。
- 「英語」では「Morion」、「別名」は「黒水晶」と呼ばれ、色の薄いスモーキークォーツとは明確な境界がありません。
- 「原産国」によっても特徴や評価が異なり、特にチベット産は希少性と人気から高値で取引される傾向があります。
- 価値の高いモリオンを選ぶには、まず「天然」にこだわるか「価格」を重視するかを決め、用途(お守りかインテリアか)を明確にすることが大切です。
- 見た目での価値判断は難しいため、産地や処理の有無を明記している信頼できる専門店で購入することが最も重要です。
モリオン(黒水晶)の価値と基礎知識について解説しました。
モリオンの最大の「価値」は、最強クラスの魔除け・邪気払いとして持ち主を守るスピリチュアルな力にあります。
市場での「値段(相場)」は、品質(色の濃さ、照り)、天然か照射処理か、そして形状(ブレスレット、原石など)によって大きく変動します。
鉱物としては、硬度7の水晶の一種であり、英語では「Morion」、別名「黒水晶」と呼ばれます。
原産 国はチベット、ブラジル、中国などが主であり、産地によっても特徴や評価が異なります。
これらの基礎知識を身につけ、ご自身の目的と予算に合った、信頼できる一点を見つけてください。
